
AIでディレクトリーサイトを作る方法
このガイドでは、Moremadeを実践例として使いながら、AIでディレクトリーサイトを作る方法を紹介します。読み終えるころには、一覧ページ、検索やフィルター、詳細ページ、そして公開URLを備えた動くディレクトリーサイトを用意できるはずです。シンプルな版なら、最初の作成に30〜90分、そこから調整をもう1回行うくらいを見込んでください。
まず、そのディレクトリーに本当に必要なものを決める
ビルダーを開く前に、サイトの最小限で役立つ版を先に書き出しておきましょう。
多くのディレクトリーサイトでは、以下が基本になります。
- ニッチを説明するホームページ
- カード一覧のリストページ
- 検索といくつかのフィルター
- 各項目の詳細ページ
- 人が掲載候補を提案できる送信・問い合わせページ
- 基本的なナビゲーションとフッターページ
あわせてデータ構造も決めます。ディレクトリーは基本的にレコードの集まりなので、項目を具体的にしましょう。例:
- name
- category
- city or region
- short description
- website URL
- image
- pricing tier
- tags
- contact email
次に、誰が何をできるかを決めます。
- 訪問者は閲覧と検索ができる
- 編集者は掲載情報を追加・更新できる
- 事業者は自分の掲載を送信できる
最初の版が厳選済みのディレクトリーだけなら、今すぐサインインは不要かもしれません。アカウント、保存機能、掲載申請が必要なら、作成前にその前提を固めておきましょう。
最初のプロンプトを明確に書く
最初のプロンプトは、構成、技術選定、プロジェクトのトーンを決めるので重要です。Moremadeでは、自然な言葉でサイトを説明すると、AIエージェントがソースコードを書き、そのあとライブプレビューを表示します。
良い最初のプロンプトには、次の内容を含めましょう。
- ディレクトリーの種類
- 必要なページ
- 各掲載情報の主要フィールド
- デザインの雰囲気
- コンテンツを今は静的にするか、あとでデータ接続するか
- モバイル要件
具体的に書くことが大切です。まだ運用フローを決めている途中なら、一度に全部を頼まないようにしましょう。
React + Tailwindで、リスボンの独立系コーヒーショップ向けディレクトリーサイトを作成してください。ホームページ、検索可能なカード一覧のブラウズページ、地域名と価格帯のフィルター、各ショップの詳細ページを含めてください。各掲載情報には、name、photo、short description、address、opening hours、website、wifiやbrunchのようなtagsを表示してください。ナビゲーションはシンプルで、モバイル対応のカードグリッドを持つクリーンな編集風レイアウトにしてください。まずはサンプルデータで始めてください。submit-a-shopページをフォームレイアウト付きで追加してください。ただし、バックエンドはまだ不要です。
プレビューを見て、狙いを絞った追加プロンプトで調整する
最初の作成が終わったら、同僚からフロントエンドの下書きを受け取ったときのように、ライブプレビューを確認しましょう。ページ階層、余白、フィルターの動作、カードの読みやすさ、詳細ページで必要な情報がきちんと出ているかをチェックします。
Moremadeではチャットで変更でき、ビジュアルインスペクターとコードビューも使えます。大きく書き換えるのではなく、短く具体的に依頼するのがコツです。
役立つ追加プロンプトの例を3つ挙げます。
- 「掲載カードの画像を4:3にして、tagsを説明文の下に移動し、websiteリンクをセカンダリーボタンにしてください。」
- 「browseページに、search、neighbourhood、priceのフィルターを備えた固定フィルターバーを追加してください。モバイルではフィルターをドロワーに折りたたんでください。」
- 「ホームページのheroとintroのコピーを、より中立的で実用的な表現に書き直してください。掲載基準の説明セクションも追加してください。」
この段階では、通常は数回やり取りします。1回の変更では1種類に集中しましょう。
- レイアウトとナビゲーション
- フィルターロジックとカード内容
- コピーとラベル
- モバイルの余白
- ボタン文言やコントラストなどのアクセシビリティ
あるページがうまくいったら、そのパターンを他のページにも展開するように依頼しましょう。
ディレクトリーに本当に必要なときだけ、データ・サインイン・決済を追加する
多くのディレクトリーは、まずサンプルや厳選済みのコンテンツで公開できます。バックエンド要素は、実際の必要性が出たときだけ追加しましょう。
次のような場合はSupabaseを使います。
- 掲載情報用のデータベースが必要
- 管理者またはユーザーのサインインが必要
- 画像用のファイル保存が必要
- ユーザーが掲載を送信する
使用例:
- 編集者がデータベースにレコードを追加する地域ビジネスディレクトリー
- ユーザーがログインしてプロフィールを管理する会員ディレクトリー
- 送信ワークフローのあるディレクトリー
次のような課金がある場合はStripeを使います。
- 有料の掲載申請
- スポンサード枠
- プレミアムデータへのサブスクリプションアクセス
スコープは小さく保ちましょう。最初の版が公開ブラウズだけなら、アカウントシステムや決済はまだ追加しないでください。MoremadeにはSupabaseとStripeのコネクターがあるので、プロダクトモデルが明確になった段階で接続できます。
よくある流れは次の通りです。
- まず公開ブラウズ体験を作る
- 掲載情報と管理編集のためにSupabaseを接続する
- 有料の送信フローが必要になったらStripeを後から追加する
公開前にモバイル版を確認する
ディレクトリーサイトは、デスクトップでは問題なく見えても、スマホでは扱いづらいことがよくあります。典型的な問題は、カードが長すぎる、フィルターが窮屈、詳細ページのセクションが多すぎて崩れている、などです。
プレビューで次の点を確認しましょう。
- 検索バーの幅とタップしやすさ
- フィルターが適切に折りたたまれるか
- カード画像のトリミング
- address、tags、メタデータの読みやすさ
- ボタンやフォーム周りの余白
- 詳細ページで最も重要な情報が上部近くにあるか
必要なら、次のような具体的なモバイル調整を依頼します。
- カード本文を2行に減らす
- 補助メタデータを折り返しより下へ移動する
- フィルターチップを横スクロール行にする
- 小さい画面ではCTAボタンを全幅にする
このタイミングで、ビジュアルインスペクターを使って要素をクリックし、直接調整するのも有効です。
サイトを公開してドメインを接続する
構成とコンテンツが安定してきたら、公開しましょう。Moremadeはワンクリックで無料のyourname.moremade.aiサブドメインに公開できます。有料プランでは独自ドメインを接続でき、ドメインもMoremade内で購入できます。
実用的な公開手順は次の通りです。
- まず無料サブドメインで公開する
- リンク、フォーム、ページタイトルを確認する
- 何人かに見てもらってフィードバックを得る
- サイトが整ったら独自ドメインを接続する
プラットフォーム外にコピーを残したい場合は、完全なソースをZIPで書き出すか、GitHubへプッシュできます。サイトは本物のReact + Tailwindコードで作られるので、独自形式に縛られることはありません。
AIで作るディレクトリーサイトでよくある失敗
問題の多くは、ビルダーそのものではなく構成の不明確さから起こります。
次の失敗は避けましょう。
- フィルターを最初から増やしすぎる。 実際に人が絞り込みに使う2〜3項目から始めましょう。
- データモデルがない。 掲載フィールドが曖昧だと、各ページの整合性が取れません。
- キュレーションと送信をルールなしで混ぜる。 掲載を編集部主体にするのか、ユーザー投稿にするのか、両方にするのか決めましょう。
- 必要になる前にサインインを入れる。 公開ディレクトリーは、公開時点ではアカウントなしでも十分成立することが多いです。
- 機能を全部一気に入れた長文プロンプトを書く。 まずは核となる流れを作り、その後で小さく改善しましょう。
- モバイル確認を無視する。 ディレクトリー閲覧の多くはスマホで行われます。
- 引き継ぎ計画なしで公開する。 後できれいに引き継ぐ可能性があるなら、コードを書き出すかGitHubへプッシュしておきましょう。
バージョン履歴も役立ちます。1回の変更で悪くなったら、戻してからより狭い指示でやり直せます。
このプロンプトを試す
React + Tailwindで、リスボンの独立系コーヒーショップ向けディレクトリーサイトを作成してください。ホームページ、検索可能なカード一覧のブラウズページ、地域名と価格帯のフィルター、各ショップの詳細ページを含めてください。各掲載情報には、name、photo、short description、address、opening hours、website、wifiやbrunchのようなtagsを表示してください。ナビゲーションはシンプルで、モバイル対応のカードグリッドを持つクリーンな編集風レイアウトにしてください。まずはサンプルデータで始めてください。submit-a-shopページをフォームレイアウト付きで追加してください。ただし、バックエンドはまだ不要です。
よくある質問
MoremadeでAIを使ってディレクトリーサイトを作るには、いくらかかりますか?
MoremadeはBuild Unitsで利用量を計測します。無料プランは$0で、30日ごとに10 Build Unitsが含まれ、小規模な最初の作成といくつかの編集には十分です。最初のサイト作成は約8 units、小さな編集は約1 unitです。Standardは年額請求で月$17、月額なら$20で、30日ごとに100 Build Unitsが含まれます。Proは年額請求で月$167、月額なら$200で、30日ごとに750 Build Unitsが含まれます。
コードの知識は必要ですか?
いいえ。自然な言葉でサイトを説明し、ライブプレビューを確認し、チャットで変更できます。それでも、ページ、データフィールド、ユーザーフローを明確に考えることは役立ちます。フロントエンドの基礎を知っていれば、コードビューでの確認がより楽になります。
ディレクトリーサイトのコードの所有権はありますか?
完全なソースコードをいつでもZIPで書き出すか、GitHubにプッシュできます。サイトは本物のReact + Tailwindコードとして構築されます。そのため、必要ならMoremadeの外でも作業を続けられます。
あとからデータベースやユーザーアカウントを追加できますか?
はい。ディレクトリーが静的コンテンツやサンプルコンテンツを超えて成長した場合は可能です。Moremadeにはデータベース、サインイン、ファイル保存のためのSupabaseが含まれているので、最初の版に無理やり組み込むのではなく、後から掲載データやアカウントフローを追加できます。
後でサイトがもっと複雑になっても大丈夫ですか?
多くのプロジェクトでは大丈夫です。出力がエクスポート可能な標準コードだからです。賢い進め方は、まず公開ブラウズ体験を作り、その後、ディレクトリーの有用性が確認できたら、構造化データ、管理ツール、サインイン、決済を追加することです。