
AIでSaaSランディングページを作る方法
このガイドでは、Moremadeを具体例に、AIを使ってSaaSランディングページを作る方法を紹介します。読み終えるころには、明確なセクション、レスポンシブなレイアウト、公開可能なURLを備えた動くページができあがっているはずです。シンプルなマーケティングサイトなら、最初の実用版は1時間未満で作れます。その後、コピー、レイアウト、モバイルでの挙動を整えるためにもう1周編集を行うのがおすすめです。
まず、そのページに何が必要かを決める
ビルダーを開く前に、ページの役割を書き出しましょう。
多くのSaaSランディングページでは、次のような内容が必要です。
- その製品は誰向けか
- 解決する主な課題は何か
- 訪問者に取ってほしい行動は1つだけ何か
- 正直に示せる証拠や信頼のサインは何か
- 初日からサインインや支払いが必要かどうか
基本的なランディングページには、通常次の要素が含まれます。
- 見出し、サブ見出し、主要CTAを備えたヒーロー
- 機能グリッド
- 使い方、またはワークフローのセクション
- 料金の要約、またはプランの予告
- FAQ
- 最後のCTA
メインボタンをクリックしたあとに何が起こるべきかも決めておきましょう。目的がデモ依頼やウェイトリスト登録なら、フォームだけで足りるかもしれません。すぐに販売するなら、Stripeのチェックアウトが必要かもしれません。ユーザーがアカウントを作成するなら、サインインとデータ管理のためにSupabaseが必要になる場合があります。
このステップが重要なのは、AIビルダーはスコープが明確なほど良く動くからです。対象読者、オファー、ページ構成を指定せずに「SaaSサイトを作って」と頼むと、たいてい一般的なコピーと曖昧なレイアウトになります。
構成、対象読者、スタイルを含めて最初のプロンプトを書く
Moremadeでは、自然な言葉でサイトを説明すると、AIエージェントがソースコードを書いてくれます。Webサイトの場合、その出力は実際のReactとTailwindのコードで、あとからチャット、ビジュアルインスペクター、コードビューで変更できます。
最初のプロンプトには、次の内容を含めるとよいでしょう。
- 製品の種類
- 対象読者
- 必要なセクション
- コピーのトーン
- ビジュアルの方向性
- 主要CTA
- 「偽の testimonials は不要」などの制約
以下は、よい出発点になるプロンプトです。
SignalNoteという、営業チーム向けのAI会議メモツールのSaaSランディングページを作成してください。白背景、ダークテキスト、1つのアクセントカラーを使った、すっきりしたB2Bスタイルにしてください。ヒーローには見出し、短い補足コピー、"Start free" ボタンを入れ、そのあとに機能セクション、3ステップの "How it works" セクション、Free と Pro のシンプルな料金カード、FAQ、最後のCTAを追加してください。コピーはチームリード向けに簡潔に書いてください。顧客ロゴやレビューを作り話さないでください。レイアウトはレスポンシブにし、React と Tailwind で構築してください。
これだけで、細部を詰めすぎずに最初のバージョンを生成するのに十分です。
最初のプレビューを確認し、的を絞って改善する
Moremadeにはライブプレビューがあり、ここで実際の作業の大半が進みます。最初の依頼で全部を完璧にしようとしないでください。大まかに作ってから、弱い部分を絞って改善しましょう。
最初のプレビューでは、次の点を確認します。
- 最初の画面で価値提案が伝わるか
- 明確な主要アクションが1つだけあるか
- セクションの順番は自然か
- コピーは対象読者に対して十分具体的か
- 余白、コントラスト、ボタンのスタイルは一貫しているか
そのうえで、ページ全体の書き直しを求めるのではなく、焦点を絞った追加依頼をします。例えば、次のような指示です。
- 「ヒーローを、個人ユーザーではなく営業マネージャーに向けた内容に書き直してください。見出しはもっと短く、具体的にしてください。」
- 「機能セクションを6枚から3枚に減らし、それぞれのカードの下に実際のメリットを説明する1文を追加してください。」
- 「料金エリアはFreeプランを先頭にし、Proプランを2番目に強調表示し、ボタンの下に登録後に何が起こるかを説明する短い注記を入れてください。」
「もっと良くして」「目立たせて」のような曖昧なコメントより、具体的な修正のほうが通常は良い結果につながります。1つの要素だけがおかしいなら、ビジュアルインスペクターでその箇所を指定し、直接変更を依頼しましょう。
サインイン、データ、支払いは本当に必要なときだけ追加する
ランディングページに必ずしもバックエンド作業は必要ありません。ページが興味を確認するだけなら、シンプルに保ちましょう。
次のような場合はSupabaseを使います。
- メール取得をデータベースに保存したい
- ユーザーアカウントとサインインが必要
- ファイル保存や、ページの裏側にある基本的なアプリデータが必要
次のような場合はStripeを使います。
- ランディングページからチェックアウトしたい
- 1つ以上のプランに対して価格を設定したい
Moremadeには、SupabaseとStripeの組み込みコネクタがあります。つまり、すべてをゼロから手作業でつなぐ代わりに、自然な言葉で追加を依頼できます。
例:
- 「work email と team size を入力するSupabase連携のウェイトリストフォームを追加してください。送信後に成功メッセージを表示してください。」
- 「Free と Pro に設定した価格を使って、料金カードにStripeのチェックアウトボタンを追加し、ページの他の部分は変更しないでください。」
サインインや課金がまだ不要なら、後回しで構いません。よい最初のランディングページは、明確なコピー、CTA、そして関心を測る仕組みだけで十分なことが多いです。
公開前にモバイル表示をテストする
SaaSランディングページは、デスクトップでは問題なさそうに見えても、スマホで小さな問題が見つかることがよくあります。モバイルのレイアウトは丁寧に確認しましょう。
次の点に注意します。
- 見出しが不自然に折り返されていないか
- ボタンが狭すぎたり、近すぎたりしないか
- 料金カードが画面からはみ出していないか
- 機能グリッドが長く、読みづらい縦積みになっていないか
- セクション間の縦方向の余白が多すぎないか
修正は具体的に依頼します。例えば、次のようにします。
- 「モバイルではヒーロー見出しのサイズを1段階下げ、CTAボタンは全幅にしてください。」
- 「小さい画面では料金カードを縦に並べ、機能の箇条書きを短くして、各カードを見やすくしてください。」
- 「モバイルでは全セクションの上下パディングを詰めてください。」
主要アクションが小さな画面でも早い段階で見えるかも確認しましょう。訪問者が大きなイラストを見終えるまでオファーを理解できないなら、ヒーローを修正してください。
使える状態になったら最初の版を公開し、必要ならドメインを接続する
ページが十分に使えるようになったら公開しましょう。Moremadeでは、無料の yourname.moremade.ai サブドメインに1クリックで公開できます。有料プランではカスタムドメインを接続できます。ドメインはMoremade内で購入することもできます。
実践的な進め方は次のとおりです。
- まず無料サブドメインに公開する
- 実機でライブ版を確認する
- 最後のレイアウトやコピーの問題を修正する
- ページが安定してからカスタムドメインを接続する
プロジェクトは実際のReact + Tailwindコードなので、いつでも全ソースをZIPで書き出したり、GitHubにプッシュしたりできます。後で開発者に渡したい場合、ホスティングを移したい場合、あるいはページを大きなプロダクトサイトに組み込みたい場合に重要です。
よくある失敗を避ける
最もよくある問題は、AIに対して最初から多くを求めすぎることです。ランディングページは、1つの対象読者、1つのオファー、1つのアクションから始めたほうがうまくいきます。
ほかにも、次のような失敗があります。
- 曖昧なプロンプト。 「モダンなSaaSサイトを作って」では結果が弱くなります。対象読者、セクション、トーンを明示してください。
- CTAが多すぎる。 試用開始、デモ予約、ドキュメント閲覧、ニュースレター登録、動画視聴まで求めると、コンバージョンがぼやけます。
- 支払いを早く入れすぎる。 メッセージがまだ曖昧なページにStripeを組み込まないでください。
- 偽の証拠を使う。 作り話の testimonials、ロゴ、利用実績は追加しないでください。
- モバイルを無視する。 初回案の多くは、小さい画面で余白や階層の調整が必要です。
- 編集ではなく再生成を繰り返す。 80%できているなら、ページ全体を作り直すのではなく、狙いを絞って修正を依頼しましょう。
スコープを狭く保ち、小さく反復していけば、AIは短時間でしっかりした初版を作るのに役立ちますし、プロプライエタリな出力に縛られにくくなります。
このプロンプトを試す
SignalNoteという、営業チーム向けのAI会議メモツールのSaaSランディングページを作成してください。白背景、ダークテキスト、1つのアクセントカラーを使った、すっきりしたB2Bスタイルにしてください。ヒーローには見出し、短い補足コピー、"Start free" ボタンを入れ、そのあとに機能セクション、3ステップの "How it works" セクション、Free と Pro のシンプルな料金カード、FAQ、最後のCTAを追加してください。コピーはチームリード向けに簡潔に書いてください。顧客ロゴやレビューを作り話さないでください。レイアウトはレスポンシブにし、React と Tailwind で構築してください。
よくある質問
MoremadeでAIを使ってSaaSランディングページを作るには、いくらかかりますか?
Moremadeでは、利用量をBuild Unitsで測ります。最初のサイト作成は約8ユニット、小さな編集は約1ユニットです。Freeプランは$0で、30日ごとに10 Build Units、moremade.aiサブドメインへの公開、ZIP書き出しが含まれます。Standardは年払いで月額$17、または月払いで$20で、30日ごとに100ユニット、カスタムドメイン対応、非公開プロジェクトのホスティング、バージョン履歴が含まれます。Proは年払いで月額$167、または月払いで$200で、30日ごとに750ユニット、優先生成、無制限のプロジェクト、優先サポートが利用できます。
コードの知識は必要ですか?
いいえ。自然な言葉でページを説明し、ライブプレビューを確認して、チャットで変更を依頼できます。より細かく制御したい場合は、Moremadeにはビジュアルインスペクターとコードビューもあります。
コードの所有権はどうなりますか?
いつでも全ソースコードをZIPで書き出すか、GitHubにプッシュできます。WebサイトはReact + Tailwindコードで構築されます。つまり、プロジェクトを1つのプラットフォームに閉じ込められるわけではありません。
後からサインインや支払いを追加できますか?
はい。ランディングページに後でアカウントや保存データが必要になったら、Supabaseを追加してデータベース、サインイン、ファイル保存を使えます。チェックアウトが必要なら、設定した価格でStripeを追加できます。多くの場合、まずページのメッセージを固めてからこれらを追加するほうがよいです。
シンプルなランディングページを超えても使えますか?
閉じたテンプレートではなく標準的なコード出力なので、よい出発点になります。Moremade内で編集を続けることも、プロジェクトをエクスポートすることも、GitHubにプッシュして別の場所で開発を続けることもできます。サイトが成長しても対応しやすいです。